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第35回西都古墳まつり
炎の祭典
2021年11月6日㈯ PM.7:15頃~
LIVE配信
天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの2人の神の恋物語を“炎”のゆらめく中、オカリナ、五弦琴、太鼓で奏でる古代演奏にあわせてよみがえらせます。
炎の祭典ストーリー
はるか昔、神話の時代、天照大神につかわされ西都原へ降り立ったニニギノ尊は、ある日、いまも尽きることなく水の沸き出ずる逢初川で、大変美しい娘に出会いました。その名はコノハナサクヤ姫。
いま二人の物語が、静かに始まろうとしています。
咲き乱れる桜の中で二人の愛情は、日毎高まるばかり。ニニギノ尊とコノハナサクヤ姫は婚礼の儀を迎える事になりました。
めでたく婚礼の儀を終えた二人を、西都原に降り立った神々も、また二人を慕う人々も、炎を絶やすことなく、夜を徹して祝福します。
逢初川(あいそめがわ)のすぐ近くに八尋殿を構え、新婚第一夜を迎えます。
しかし二人だけの生活も一夜限り、東の空が白みだした頃、ニニギの尊は、反乱する他族の平定の命を下され、愛する姫を一人残して、戦場へとむかわなければならないのでした。
尊を戦場へ見送って早、十月、あの一夜の思い出を胸に、待ち続けていた姫の元へ、尊は無事帰ってきました。
姫は喜びに泣き崩れながらも、尊の子を宿したこと、そして、今日にも出産することをつげました。
すると、尊は「たった一夜の契りで身ごもるはずがない。私の子ではない!」と姫が裏切ったとばかり、激しくなじるのでした。
待ち焦がれていた尊の冷たい言葉に打ちひしがれた姫は、疑いをはらす為に、茅で産屋をつくり、「尊のこならば、どんなに火の勢いが強くとも、きっと元気に生まれてくるはずです。」と言い残して中へ入り、そとから火を放たせたのです。
燃えさかる炎の中から、姫の言葉どおり、火照命(ほでりのみこと)、火須勢理命(ほすせりのみこと)火遠理命(ほおりのみこと)の三人の皇子が次々と元気な産声をあげました。
こうして皇子の誕生をこの地の人々はたいへん喜びました。
現在 御陵墓は、二人をまつる墓として伝えられています。